さて今回は屋根融雪のランニングコストのお話をしたいと思います。
ランニングコストの試算については以前ご説明させていただきました。
今回はいかにランニングコストを下げるかというお話を致します。
屋根融雪とロードヒーティングでは少し考え方が異なりますので、
今回は屋根融雪に対する考え方のお話です。
屋根融雪のランニングコストは
まず屋根融雪というのは雪を積もらせないというのが基本です。
積もった雪は消えにくく、同じ量の雪でも消すのにかかるエネルギーはまったく異なります。
その為溜めてから消すと言う考えは屋根融雪ではあまり用いません。
「淡雪」の場合は電気ヒーターのため、通電すればすぐに温まります。
(温水式だとここでタイムラグが発生します。
ボイラーが燃焼しても不凍液を暖めるのに時間がかかります。)
いかに雪が降ってきたらすぐ動かすかというのが重要になります。
ランニングコストを削減するには
「淡雪」を設置する際は赤外線センサーの使用を強くお勧めします。
従来の水分検知型のセンサーよりも多少高価ですが、
その差額分は1シーズンのランニングコストで充分元が取れます。
※水分検知型とは降った雪が融けて水になったのを感知して作動するタイプのセンサーです。
赤外線センサーは雪のちらつきに反応しますので起動が早いです。
※どちらのタイプも温度が設定温度を下回って、さらに条件を満たした場合に作動します。
暖かくて雪が降っている場合は作動しないこともあります。
ロードヒーティングではそこまでの精度は求められないのですが、
屋根融雪に使用した場合の差はかなり大きいです。
現在お使いの屋根融雪にも使用できる場合がありますので
ご興味がある方はぜひお問い合せください
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