今回は以前お話した以外のロードヒーティングについて
お話してみたいと思います。
あまり一般的ではない方法ですが是非ご一読ください。
井戸水還元方式
まず井戸水を利用してロードヒーティングを行う方式です。
これは前述の方法を併せたような方式で、まず2本井戸を掘ります。
片方の井戸から水をくみ上げ、コンクリート内のパイプを循環させて、
もう1本の井戸から地下へ戻すという方法です。
これによりコンクリートを暖め雪を消しつつも、水は散水しないので、
地盤沈下などに与える影響は少ないというものです。
井戸が自由に掘れない市町村などでよく採用されているようです。
ヒートパイプ方式
もうひとつはヒートパイプと言われる物を利用する手法です。
これもまた井戸を掘るのですが水はくみ上げません。
簡単に説明するとヒートパイプを井戸に差込、
熱だけを吸い上げ、その熱でコンクリートを暖め雪を消す方法です。
これにはランニングコストはほとんどかかりませんが、
他にも条件がありますのでご興味のある方は是非お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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