今回は今までとちょっと違い冬の危険についてお話してみようと思います。
ツララについては以前お話しましたので今回は雪庇についてお話したいと思います。
雪庇とは?
雪庇というと屋根先から張り出してくる積雪です。
風が吹いてくる方向の反対側の屋根に出来ることが多いので、
西風が強い所ですと東側に大きく出来ることが良くあります。
これもツララと同じく落下による物の破損や人の怪我などが考えられますし、
最近は軒折れしたと言うお話もよく聞きます。
それもそのはずで見た目で1mくらいになった場合
300kgくらいの重量になっています。(時間がたてばもっと重くなります。)
当然落ちたときの衝撃はかなりのもので、2階の屋根から塊が落ちた場合は、
軽自動車が衝突したくらいの衝撃です。
もし人が下にいたらと考えるとゾッとしますよね。
雪庇はどうすればいいの?
下からつついて落としている方を良く見かけますができればやめたほうがよいです。
またどうしようも無い場合は充分注意して行ってください。
雪庇の解消方法ですがまずその原因を調べる必要があります。
ちょっとした風向きの違いでずいぶん変わってきますので、
冬の間によく観察してその原因を探ることが重要です。
私達がご相談を受けた場合はどのように雪が積もっているかをお聞きしますが、
実際に雪が降っているときに見るのが一番です。
その上でどうしようも無い場合は屋根融雪等で対応するのが良いかと思います。
参考までにですが「淡雪」は屋根上に設置するヒーターで、
設置後の移動も容易ですので設置後に雪庇の出来る場所が変わってきた場合でも、
簡単に移動可能です。
お悩みの方は是非ご相談ください。
最近のコメント